2008/6/15(日)
1636m
会津の山も、駒ヶ岳 田代山、朝日岳についで4度目となる。名前に惹かれてきたけれど、結構きつい山だった。我が山行会は、会津高原のスキー場を上り詰め、下りに平滑沢を降りるコースを取った。前日宿泊した夢の湯は、かけねなしの掛け流しで気持ちよい温泉であった。飲み過ぎてしまった。朝食も6時30分には用意してもらい、登山口まで送迎してもらった。
登りはじめは、リフトの横の単調な道だったが、登るにつれ傾斜もきつくなっていった。振り返ると会津駒ヶ岳がまだ雪に覆われた、たよやかな姿を見せてくれていた。感動!、大誤算は小虫の大発生の時期にぶつかったようで、大げさでなく一人に何千匹の小虫がまとわりつく状況となった。
山頂恒例の紅茶には、何匹となく虫が飛び込み、我々の栄養となった。頂上からの眺めは、曇り空のため残念ながら、もう少しであった。
下りの平滑沢は難行した。頂上からの下山は、急降下から始まった。一気に200mも下った。木の根に捕まりながらの急降下だ。尾根筋に出てしばらくしてから、沢筋にはいると、これが名前の通り。普通沢は、岩がごろごろしているものだが、ここの沢はスラブ状の一枚岩の下りであった。つまり足がかりがないのである。沢筋の脇に土砂が堆積しているが、踏むと崩れ滑る。何人も足を取られズボンを濡らした。ここも標高差250mほど下った。平地に近づくと、沢から離れ見事な白樺林の中を進む。不思議とここまでくると、あれほどいた小虫はいなくなった。林の中で昼寝をしたくなる快適さだ。林道に出会うと、宿の車が迎えにきてくれていた。夢の湯で一汗流し帰京する。
たかつえスキー場の中を登る。この辺は虫もいなかったけどね。山菜採りの地元の人多数。
振り返ると、会津駒ヶ岳の稜線が見えた。はっきり見えなののは残念。まだ残雪が残り雪型が残る。
スキー場もここまでくると気持ちがよい。しかし、ほとんど虫に悩まされている。ここから山道へ入る
七ヶ岳のピーク。このようなピークが七つ続くらしい。我々は最初の一つだけ登る。七ヶ岳最高峰
虫が多いので山頂は早々と引き上げる。眺望は今ひとつ。
下山開始、いきなりの急降下 一気に250m下る。
平滑沢・・・スラブ状の沢、よく滑る。だからこの名前がついたのか?このような沢を250m下る。
最後の白樺林・・・ここまでくるとあれほどいた小虫がいなくなった。終わりよければすべてよし。