鳥海山

2236m

2008/8/2(土)

庄内平野から見上げる鳥海山はすばらしい。なだらかに稜線を引くその姿は広々とした水田が広がるなかにすっくと立っている。登りやすい感じだがなかなか標高差1000m以上、8時間以上の登山となる。
 我が山行会は、湯ノ小屋 河原宿 伏拜岳を通り山頂に向かうコースを取る。
 滝の小屋から河原宿に至る稜線は見事なお花畑が広がっていた。登る疲れも忘れるほどだ。
出発地点からは山頂が見えたが、登るに従いガスが覆い、大雪渓 小雪渓を上り詰め、伏拜岳に登る急坂あたりで雨交じりの嵐となる。
 伏拜岳で、下山組と頂上アタック組に別れ、頂上を目指すが、嵐ますます激しくなり、強風で引き返すパーテーが続出。我々も、行者岳(2159m)に出て、大物忌神社に降りる分岐のところで引き返す。帰り道、嵐の中で敢然と咲くチョウカイフスマにであう。

 コースタイム
登山口       
滝の小屋
河原宿小屋
大雪渓
小雪渓(昼食休憩)
伏拜岳
行者岳
頂上への分岐(下山)
滝の小屋
登山口

登り4時間50分 山頂まで後15分
下り3時間30分

7:45
8:05
9:25
9:40
10:25
11:40
12:00
12:06
15:03
15:30

駐車場から見上げた鳥海山山頂部  山頂のところだけガスが巻いていた。

まだ、雪が残っている。慎重に登る。

お花畑の中を行く。周りは百花繚乱

美しさを競う、高山植物たちと我が山行会メンバーのきれいどころ。

雪渓を登る準備、アイゼンをつけて登り始める。

大雪渓の一番の急坂・・・スキーの感覚では斜度35度ほどか?

伏拜岳で山頂認定!!の万歳 嵐で一眼レフはダウン。デジカメをポケットの中に忍ばせる。

振り返ると昨日登った月山がおだやかな稜線が見える。・・・感動!!

嵐の中で出会ったチョウカイフスマとイワブクロ イワギキョウ

たくさんの高山植物に出会えすばらしい山行でした。