登山口にある
立派な案内板
第222回 2003年4月13日 物語山  地図

高崎8:40=(上信電鉄)=下仁田=(バス)=サンスポーツ前―林道終点
―コル―物語山西峰―コル―物語山―コル(昼食)―林道終点―荒船の湯 


「物語山」名前で想像すると優しい、穏やかな感じのする山ですが、意外にも厳しい山でした。
下山は長くバラケて、前後は騒がしい仲間の姿もなく、単独行のようになり静かな中、
足元の石がカタコト、カタコト、甲高く澄んだ音を聞きながらの下山でした。
林道に出て足元を気にせずに青空の中を歩いていると、ふと、こんな言葉が浮かび、
句などたしなんだこともないのに不思議に思われてなりません。
字余りで、登った人でなければ解らない句ですが、笑談の肴に
物語山
なにをかたるや
石のおと
by matsu


フキノトウ

カタクリ

篭の鳥、オオル

※下段にコメント

メンベ岩

立派な道標



エイザンスミレ

登山口から林道を30分ほど入ったところに車が止まっていて、そのまわりに鳥かごが5〜6個あちこちに置かれていた。オオルリが1羽ずつ入っている。美しい鳴声で名高い栃木県の県鳥である。そう珍しくはないようだが、かといっておいそれとお目にかかれる鳥でもない。二人の男性が居て、聞くとオオルリがよく鳴くようにするため山に連れて来るそうだ。いまでも売買されているようで良心の呵責など全くなさそうだ。昔から飼われているから頭から非難するのもおかしいが、野鳥を愛するものにとっては残念、残酷なシーンを見てしまった。
by Odano

天気は快晴、温度も上がって日差しも強かった。登山口から荒船の湯まで約2kmのロードでたっぷり汗をかき、着いてすぐに飲んだビールはとんでもなく美味かった。いつも我慢して風呂の後の一杯の美味さを倍増させている私も、今回ばかりはそれまで待てなかった。今後は風呂前派に鞍替えしそうだ。
by Odano